TOEICとは?TOEICの歴史とテスト形式について

TOEICとは?と英会話をマスターしようと色々チャレンジしている中に今さら聞けない英会話用語が「TOEIC」について。
TOEICの詳しい内容について知らなかったのでTOEICの歴史とテストの内容やTOEICの数字による英会話のレベルについてなど調べてみました。

TOEICとは?

TOEICとは、TOEIC(トーイック)とはTest of English for International Communicationの略称で、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストのこと。

TOEICテストでは、聞く(Listening)能力と読む(reading)の2つの英語力が測定される。英会話 TOEIC イメージ

TOEICテストで自分の現在の英語能力を正確に把握したり目標とするスコアを設定したりすることが可能になる。

TOEICの歴史

TOEIC誕生の背景

1970年代、製造業を中心に日本企業の海外進出が急速に進んでったという中に先進国との間の貿易摩擦を緩和する、つまり人と人、国と国との理解を深めていかなければ、日本は将来立ち行かなくなるという危機意識があった。

そのために日本の将来のためにはもっと多くの日本人が英語によるコミュニケーション能力を磨く必要があるとされた。

そのため実効性のあるプログラムを開発しようという発想を元に日本人の手によってTOEICテストの開発プロジェクトが動き出したのです。

ビジネスの中では知識としての英語ではなく、円滑なコミュニケーションが行える、スキルとしての英語能力を身に付ける必要があり、
またビジネスだけでなく将来誰もが海外へ行き来する将来のためには、より多くの日本人が英語コミュニケーション能力を求められる時代がやってくると感じていた。
そのためには実際のコミュニケーションに必要な能力を客観的に評価し、併せてその評価を目標設定にできる世界共通のモノサシをオリジナルで開発すること。それがTOEIC開発の命題であったという。

TOEIC誕生から現在

1977年9月から、アメリカの大学への留学に課せられるTOEFLなど世界最大の非営利テスト開発機関として知られる米国のETS(Educational Testing Service)と折衝を開始し、2年の研究開発を経てTOEICテストが実現。

その後1979年にTOEIC運営委員会が設置され、12月に第一回TOEICテストが、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡で実施された。
第一回テストの受験者は、わずか3,000人
その後のTOIEC受験者数は1990年度には332,000人、1990年度には332,000人、さらに2000年度には100万人の大台を突破。

そしてさらに現在では約3,400の企業・団体・学校が採用し、年間約240万人が受験しています(2014年度調べ)。

また人員の採用や海外部門などの人事にもTOEICテストの点数などが評価基準になったりと昇進・昇格の要件としてTOEICを採用する企業が急増している。

TOIECテストの特徴とテストの形式

TOEICテストは、10点から990点までのスコアで評価される。

TOEICテストはリスニング(45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストです。
※第210回公開テスト(2016年5月29日実施)よりTOEICテストの出題形式を一部変更)

時代とともに変化する各シーンでの英語によるコミュニケーション方法に対応するためTOEIC テストの一部が変更されよりオーセンティック(実際的)な出題形式が採用されるようだ。

TOEICのスコアによる英会話のレベル

TOEICのスコアごとのレベルの目安が表にされているのでチェックしてみました。

TOEICスコア 英語で出来ることのレベル
TOEICスコア 900~990 ・自分の専門分野を高度な専門書を読んで理解できる。
・英語を話す人たちが行っている最近の出来事・事件について議論を聞いて内容を理解することができる。
TOEICスコア 800~895 ・英語で書かれたインターネットのページから、必要な情報・資料を探し収集できる。
・職場で発生した問題点について議論をしている同僚の話が理解できる。
TOEICスコア 700~795 ・会議の案内等の社内文書・通達を読んで理解できる。
・自分の仕事に関連した日常業務のやりかたについての説明を理解できる。
TOEICスコア 600~695 ・自分宛てに書かれた簡単な仕事上のメモを読んで理解できる。
・ゆっくりと配慮して話してもらえば、目的地までの順路を理解できる。
TOEICスコア 500~595 ・電車やバス、飛行機の時刻表を見て理解できる。
・打ち解けた状況で、「How are you?」「Where do you live?」「How do you feel?」といった簡単な質問を理解できる。
TOEICスコア 400~495 ・看板を見てどんな店か?、どういったサービスを提供する店かを理解することができる。

※2011年1月の第160回TOEIC公開ですとを受験した方を対象に実施したリサーチの結果を元にしています。

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